2023.10.1.sun / ラグーナビーチ開催.

こどもがわらうと
せかいがわらう

ぼくたちはみんなこどもだった

こどもって本当にいっぱい泣いて、いっぱい怒ります。
そしていっぱいいっぱい笑って大人になっていきます。
私たちもそうして大人になってきました。
なぜ悲しかったのか、なぜ怒れたのか、何が面白くて、何が楽しかったのか
鮮明に自分だけの記憶がある、それをたどってみてほしいのです。
いいことも、わるいことも、全部ひっくるめて大切な経験だけれど、
最後にはやっぱり笑っていてほしいし笑える世界で生きなければいけません

こどもたちの笑顔に私たちは動かされ、その圧倒的な力に驚かされます。
子供だって大人だって自分の世界の中、感情の渦の中に生きていますが
子供の笑顔は不可思議な特別な力が宿っているのと同時に
その幸福感には誰も抵抗が出来ません。
世界中どこへいってもこれは同じではないか
そんなこどもの笑顔はみんなでつくりだすことができるのか
そんなことを考えてこのイベントは始まりました。

私は子供たちがこれから生きる世界は明るいと信じてやみません。

たくさんの表情を引き出すために何ができるのか
誰かと手を繋ぐ事の楽しさがどうやったら伝えられるのか
たくさんの“やってみたい”をどうしたら感じられるのか
やってみて、もし失敗したとしても、経験したことの大切さを感じられるのか
どうしたら自分を大切な存在だと感じられるのか

こんな思いに共感し、協力するたくさんの人が集まってくれました。
『やっぱりこどもたちの未来は笑顔にあふれていてほしいね』
それだけで充分です。
その小さな輪が少しづつ大きなうねりとなってきた時に、はじめて
この世界はこんなにも明るいのかと気付かされました。

今この世界では笑えない環境にいる子供たちも多くいます。
そばにいられない私たちに何ができるのか心を痛める事もあるでしょう
でもそんな子供達を憂い、思い、その子供を守る存在を応援したいと思う気持ち
身近にいる子供達だけ幸福であればとは思えない愛情をみんな持っています

決して弱いものではない、果てしなく強い存在がこどもたちなのです
あっという間に大きくなってしまう子供たちですが
何よりも私たちを強くしてくれる存在だと感じます。

たくさんのこどもたちがここから大きく羽ばたくと信じることで
子供の笑顔に導かれ、私たち大人も強くいられるのではないでしょうか


こどもがわらうとせかいがわらう
代表 加藤典子